はじめに
動物病院さんから、ブログに何を書けば良いか?との相談を頂くことがございます。 また、ブログを書くべきか?というお問い合わせもございます。 ブログ運用でお悩みのケースが多いと感じますので、ブログに関してのお話をさせて頂きます。ブログの目的
先生はブログを書く目的を決めていますか?決めていないなら、まず最初に考えて下さい。- 既存の患者さんに病院の事を知ってもらう。
- 患者さんへの連絡手段。
- 新規の患者さんの来院を促す。
ブログ執筆時に避ける事!
外部の無料ブログ
アメブロなどの無料ブログサービスを利用されているケースをたくさん見かけます。しかしこれは2つの理由からお勧めできません。 1つ目は、上述したようにブログによるアクセスはホームページの価値を高め、SEOにも有効です。しかし、外部ブログサービスを利用している場合、そのアクセスは無料ブログ会社に加算されてしまい、直接的にホームページへの作用は無くなります。 2つ目の理由は、無料ブログサービスは広告を原資に運営されていますが、この広告にインターネット販売の広告が載ったりするケースも多いです。飼い主さんに有益な情報を提供するはずが、ネット販売のお手伝いをしている事もあるという事です! 以上2つの理由から可能な限り自社ホームページ内でブログを執筆するようにしてください。動物病院・病気と関係の無いブログ
熱心にブログを更新されるケースで、動物病院とまったく関係のない話題ばかりのブログになっているケースを見かけます。特に看護師さんやトリマーさんのブログに多い気がします(例:〇〇に旅行に行きました!、〇〇ラーメン食べました!等)。 知り合いの動物病院さんでも、当番制にされて毎週更新を義務付けされておりました。涙ぐましい努力なのですが、このようなブログは、残念ながらSEOや集客という観点からみると効果は・・・です。 ※もちろん飼い主様に人となりを知って頂くなどの意味はあります!!・・が本来の目的は多くの飼い主さんに病院を知って頂くことだと思います。ブログに書くべき内容は?
目的を明確にする
ブログを書く「目的」が新規患者の集客だとした場合、より細かくイメージを深めて下さい。犬なのか?猫なのか?皮膚病なのか?など、どんな方に新規で来院頂きたいかをイメージします。 そしてイメージした対象の方がどんな事を気にされ、どんな事に困られ、どんな事を知りたいかを考えて、情報として伝えてあげてください。例えば、高齢犬の飼い主さんに来てもらいたいと考えれば、
気にされるのは、今後必要となる介護の仕方の情報や、高齢でリスクのあがる病気の情報です。またそれらに対し病院でできるサービスの紹介やその費用なども必要かもしれません。そのような情報をブログを通して飼い主様に伝えてあげてください。飼い主さんの満足度が高まるのはもちろんですが、「犬 介護 方法」などで検索された方をブログを経由して、ホームページに呼び込める可能性が高まります。専門用語は避ける
上記のように飼い主さんの不安や要望に対し、獣医師・看護師・トリマーの専門知識で教えてあげてください ただし、その際には専門用語はできる限り分かりやすい言葉に変えてあげて下さい。 例)猫の下部尿路疾患について → 猫のおしっこ詰まりについて 飼い主さんの目線に立って、どんな方でも理解できるように配慮する事が大切です。 また、「猫 下部尿路疾患」と検索される方よりも、「猫 おしっこ詰まり」と検索される方が多いです。SEOにも影響します。まとめ
・まずは、ブログ執筆の目的を定めて下さい。 ・ブログは新規患者の「集客」を目的とした場合、強力なツールとなります。 ・どのような方に情報を伝えたいか(新しく来院して欲しいか)を定め、専門家(獣医師・看護師・トリマー等)の有意義な情報を伝える事が重要です。 以上です。ありがとうございました。動物病院専門のホームページ制作
Anilabo(アニラボ)